国語は今まで、あさのあつこや椎名誠など、生徒が親しみやすいように現代作家の文章が多く取り扱われていましたが、新しい教科書では夏目漱石、芥川龍之介、森鴎外といった近代文豪の作品が続々登場しています。
また、国語の文法の学習は中2で全てを終えることが規定されました。
日本の伝統文化が強調されているため、古典学習の取り扱いも厚くなっています。
国語で一番興味深いのは、東京書籍や三省堂の教科書で、読解のテクニックを養成するコーナーが設けられていることです。
例えば、「文脈を捉え、伏線に気づく」、「書き手の意図を読み取るには」といった事が扱われています。
これまでの国語の教科書では読解問題はほとんど掲載されていませんでした。
他教科同様、国語についても学習スキル向上型の教科書と言えます。
社会で最も興味深いのは歴史の40時間が中3に繰り越されることです。今までは中3は公民のみでしたが、近代の歴史は中3で行うことになります。
それで、社会は中1・中2では時間数は変化しませんが、中3だけで55時間UP
内容面での大きな変化はやはり地理でしょう。
現状は、日本地理にしても世界地理にしても2つまたは3つの地域を選んで、調べ学習を行っていました。
しかし、これからは日本・世界共に全地域を学習します。結局前に戻ったわけですね・・・。
これまで学校の授業内容にそれほど詳しくない人でも興味をもてるような点を中心に取り上げてきました。
他にも変更点はいろいろあり、高校内容や大学受験につながっているものもあります。
つまり、小・中の学習は今だけの問題なのではなく、その後にも影響してくるわけです。
ですから、時には長い視点にたって、今の勉強が将来どう関係しているのか考えることも勉強の動機の1つになると思います。
そのあたりのさらに具体的な情報は砧ゼミに通塾している生徒に提供しています。
ホームページのインフォメーションにもあるように祖師谷教室は3月をもって閉鎖となりましたが、狛江教室で引き続き事業を継続して参ります。30年続けてきた砧ゼミの個別指導に関心をお持ちの方はご連絡をいただければうれしく思います。これまで長い間、地域の皆様のご愛顧とご支援に誠に感謝しています。
この講師コラムも今回で最終回とさせて頂きます。これまで読んでくださった方、大変ありがとうございました。m(_ _)m
